雛祭りの際に、お雛様を設置する適切な場所について考えてみましょう。
お子様の将来の幸せを祈りながら、最良の場所に飾りたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、今回は設置に適した場所や避けたい場所、さらには方角についてお伝えしていきます。
おひなさまはどこに飾ると良い?
雛人形の飾り方について、どの場所が最適でしょうか?
おひなさまを飾るのに適した場所って?
おすすめの場所①
家の中でよく目にする場所といえば、リビングがですが、そこが適しているとも言われます。
これにはいくつかの理由があります。
- 家族がよく集まるリビングに飾ることで、女の子の成長と幸福への願いを家族で共有できます。
- 雛人形は繊細で、直射日光や湿気、ほこりから守る必要があります。リビングは通常、空調や清掃が行き届いており、雛人形の保護にも適しています。
- 雛人形は年間を通して飾ることもできます。リビングではインテリアの一部としても楽しめます。
おすすめの場所②
リビング以外では、和室も良い選択肢です。
雛人形は日本の伝統的な人形であり、和室の雰囲気と相性が良いです。
また、和室は湿気が溜まりにくく、人形の保管にも適しています。
マンションやアパートの場合
限られたスペースがあるマンションやアパートでは、小さな雛人形を選ぶ方が多いです。
直射日光の当たらない場所、例えばテレビ台や本棚、キャビネットの上が適しています。
おひなさまを飾るべきでない所とは?
雛人形を飾るべきでない場所にはどのようなところがあるのでしょうか?
避けるべき場所①
一つには玄関があります。その理由を説明します。
1.風水的には、玄関は運気が入る場所とされ、雛人形が運気を奪うと言われています。
2.玄関に人形やぬいぐるみを置くと、家庭内の不和を招くとも言われています。
3.玄関は人の出入りが多く、雛人形が埃で汚れやすくなります。
避けるべき場所②
寝室も避けた方が良いかもしれません。その理由は以下の通りです。
1.雛人形は女の子の幸運や健康を願うもので、寝室に置くと願いが叶わないとされています。これは、寝室がプライベートな場所で、良い気が流れにくいと考えられるからです。
2.寝室、特にベッドの近くに置くと、人間の良い運気を吸収してしまうと言われています。
3.雛人形は湿気やカビに弱く、寝室では劣化や汚れの原因になりやすいです。寝室では空調や清掃が行き届いていないことが多いため、保存には不向きです。
それでは、雛人形の設置において、最良の方向性について考えてみましょう。
おひなさまを飾るのに最適な方向は?
雛人形を飾る際、どの方向が最適なのでしょうか?
良いとされている方向
雛人形を設置する際に好ましい方向は、通常東南が推奨されます。
この方向は風水上で木のエネルギーが強いとされており、木は成長や進歩のシンボルです。
雛人形は女の子の健康な成長や良い縁を願う祭りであるため、東南に設置すると願いが叶いやすいとされています。
東南が難しい場合、南か東も良い選択です。 南は火のエネルギーが強く、活力や情熱の象徴です。 東は木のエネルギーが続く方向で、成長や進歩を象徴しています。
これらの方向に設置すると、女の子の活発な成長や幸せな恋愛を願うことができます。
避けるべき方向
一方で、雛人形を設置する際に避けた方が良い方向は、北と西です。
北は水のエネルギーが強く、寒さや暗さを象徴しています。 西は金のエネルギーが強く、鋭い性質や厳しさを象徴します。
これらの方向に設置すると、女の子の成長や恋愛にネガティブな影響があると言われています。
まとめ
今回はひな人形を飾るのには、どの場所、どの方角が良いかを調査しました。
ひな人形を設置するのにリビングが適しています。
家族全員が感情を共有する意味でも、湿気やほこりの問題を考慮すると、最良の選択です。
さらに、設置する方向は東南を目指すと良いでしょう。
これらのポイントを押さえておけば、安心してひな人形を設置できるでしょう。
設置後の移動は大変なので、場所と方向を決めてから準備を始めることをお勧めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。