春の訪れとともに、大学の卒業シーズンが始まり、桜のニュースも聞こえ始めています。
大学の卒業式には、親はどのような服装を選べば良いのか、特に母親の方々に向けて、服装選びについてお伝えします。
少しでも参考になったら嬉しいです!
ご卒業の皆さん、おめでとうございます
大学の卒業式*親の服装 3選
服装の基本としては、カジュアルすぎる服は避けることが望ましいです。
以下に、母親たちが選ぶべき3つの服装スタイルを紹介します。
和服
日常的に着物を着用している方には、卒業式で着物を着るのも素敵です。
訪問着や付け下げ、色無地などが適しています。色は落ち着いた色調や春らしいパステルカラーがお勧めです。
目立ちすぎる色や柄は避け、帯やバッグで少し華やかさを加えるのが良いでしょう。
スーツ
卒業式にはダークカラーのスーツが適しています。黒や紺、グレーなどが選ばれがちです。
明るい色のシャツやブラウスを合わせたり、コサージュやアクセサリーで華やかさを演出するのがおすすめです。
パンツスーツも選べますが、スカートの場合は適切な丈に注意しましょう。
洋服
シンプルなデザインのワンピースや、ジャケットを合わせたスカートやパンツスタイルも卒業式にはふさわしいです。
こちらも派手すぎない色を選び、アクセサリーで控えめな華やかさを加えるのが良いでしょう。
これらの服装を基準として選べば、卒業式という大切な日にふさわしい選択となるでしょう。
疑問:そもそも大学の卒業式に親は行くもの?
大学の卒業式における親の出席については、時代とともに変化しています。
以前は、大学の卒業式へ親が同席することは珍しく、過保護と見なされることもありました。
しかし、現在はその風潮が変わりつつあります。
かつては、多くの親御さんが卒業式への参加を控えめにしていましたが、最近では出席する親御さんが増加している傾向にあります。
大学側も、親御さんの出席を前提にした準備を進める場合が多く、親御さんが卒業式に参加することを積極的に歓迎しています。
大学卒業式に親の出席率は?
実際には、卒業式に親御さんが出席する割合は大学や年によっても異なりますが、2割〜3割程度と言われています。
父母の割合は、母親の方が多いそうです。
ただ大学によっても差があり、思っていたより親御さんの参加が多いと感じる場合もあると思います。
もし卒業式への出席に迷いがある場合でも、今の時代では積極的に参加を考えても良いでしょう。
お子さんの大切な節目に立ち会うことは、喜ばしいことと捉えられています。
卒業式における親の服装のマナー
卒業式における服装のマナーにはいくつかのポイントがあります。
以下に、卒業式の際に留意すべき8つの服装マナーを紹介します。
カジュアルな服装は避ける
卒業式は重要な式典ですので、日常のカジュアルな服装はふさわしくありません。
いわゆる普段着は避けた方が無難でしょう。
子供より控えめなスタイル
卒業する子供が主役ですので、親御さんの服装は派手過ぎないようにします。
喪服風の装いは避ける
全身黒の装いは喪服に見えるため、適切な色の組み合わせで華やかさを加えます。
肌色のストッキングを選ぶ
黒や目立つ色のストッキングは避け、肌なじみの良いベージュなどを選びます。
春もすぐそこまで来ている季節なので、明るい肌色のストッキングの方が合うでしょう。
また、肌色のストッキングであれば、どんな色の洋服でも合うので問題がないはずです。
低めのヒールの靴を選ぶ
過度に高いヒールは避け、5cm以下の落ち着いたデザインの靴が望ましいです。
華美でないバッグを選ぶ
控えめなデザインのバッグを選び、パーティバッグのような派手なデザインは控えます。
卒業式における親の身だしなみ
大学の卒業式での親御さんのメイクと髪型について、ポイントをお伝えします。
基本的には、エレガントで控えめなスタイルが推奨されます。
メイク
メイクは、自然な仕上がりを目指すのがベストです。
目元のメイクはブラウン系のアイラインやマスカラで優しい印象を与え、アイシャドウも肌色に合ったブラウン系を選ぶと良いでしょう。
チークは軽く色付けし、リップは派手すぎない色味を選びます。
全体のメイクと調和した、わずかに華やかなアクセントも効果的です。
普段メイクをしない方も、このような場にはメイクを施すことがマナーです。事前に練習しておくと安心です。
髪型
髪型に関しては、派手すぎずに正式な場に相応しいものを選ぶことが重要です。
美容室でスタイリングする場合は、卒業式への出席を伝えると適切なアドバイスをもらえます。
自分でセットする場合は、ヘアアイロンを使って軽く巻くなどして華やかさを出すのも良い方法です。
パーマのある方はしっかりセットし、ストレートヘアの方は整えて清潔感のあるスタイルにします。ヘアミルクなどでツヤを出すのも効果的です。
その他
その他にも、夫婦で出席する場合は服装のバランスを考えたり、香水の使用に注意するなど、細かい点にも配慮すると良いでしょう。
これらのマナーを守ることで、卒業式に相応しい装いとなり、お子さんの大切な日をより素敵に彩ることができます。
持参すると役立つアイテム3選
卒業式の日に持参すると役立つ3つのアイテムを紹介します。
大きめのバッグ
卒業式の後、子供から花束や卒業証書、記念品などを受け取ることがあるため、十分な大きさのバッグを用意すると便利です。
落ち着いた色のショッピングバッグやトートバッグがおすすめで、これにより荷物が多くなっても、紛失や落下を防ぐことができます。
携帯用スリッパ
卒業式の会場が室内の場合、靴を脱ぐ必要があることもあります。
そんな時のために、携帯用スリッパを持参すると良いでしょう。
足元を清潔に保つことができ、快適に過ごせます。見た目も可愛いデザインのものが多く、旅行など他の場面でも活用できます。
折り畳み傘
3月は天候が変わりやすいため、折りたたみ傘を持っていくと安心です。
急な雨にも対応でき、卒業式の日を快適に過ごすためには必須のアイテムと言えるでしょう。
まとめ
今回は、卒業式における親御さんの服装についてお伝えしました。
主役はあくまで卒業するお子さんですので、親御さんは過度に気負う必要はありません。
これまで経験された卒業式と大きく異なることは少なく、大学の卒業式も基本的には同様です。
もちろん、大学の式典は若干格式が高い場合がありますが、その点についてもそんなに心配しなくて大丈夫です。
大切なのは、お子さんの大学生活の最後を祝うこの特別な日を、心から楽しむことです。
親御さんにとっても、お子さんの成長を実感する大切な瞬間となります。その晴れやかな姿をしっかりと目に焼き付けてきてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。