風速5ｍはどのくらいの強さ？自転車は乗れる？倒れる？などを解説

風速5ｍとは具体的にどのくらいの強さなのでしょうか？

天気予報で聞いてもピンとこないかもしれませんね。

自転車を外に駐輪しておくと、倒れてしまうことがあるのでしょうか？また、向かい風はどの程度厳しいものなのでしょうか？

ここでは、風速5ｍの影響について解説します。

風速5ｍとは？

風速5ｍとは、1秒間に5ｍ進む風のことです。

気象庁の「風の強さと吹き方」によれば、風速10ｍ/ｓ以上が強風とされ、10ｍ/ｓ～15ｍ/ｓはやや強い風とされています。

風速5ｍはそれよりも弱い部類に入ります。しかし、具体的なイメージが湧きにくいですよね。

普段から自転車に乗っている人は、駐輪している時や走行中でも風の影響を感じることがあります。

では、風速5ｍは具体的にどのような影響を及ぼすのでしょうか？

風速5ｍで自転車は倒れる？

風速5ｍで自転車が倒れる可能性はあるのでしょうか？

台風のような強風では、後ろに子供を乗せた自転車や、チャイルドシートがついた自転車が風圧で倒れる光景を見かけることがあります。

その際、自転車置き場では、隣の自転車が次々に倒れる「将棋倒し」状態になることもあります。

ただし、風速5ｍだからといって安心はできません。風の当たる角度や地形によっては、風速3ｍでも自転車が倒れることがあります。

また、地面が傾斜している場所では、風が弱くても自転車が転倒するリスクがあります。

自転車を停める際は、風が吹いていなくても、後で風が強まることも考慮してください。

自転車置き場を選ぶ際は、風の影響を受けにくい平坦な場所を選ぶことが重要です。

自転車が倒れると、破損する可能性もあるため、駐輪場所の選定は慎重に行いましょう。

風速5ｍの向かい風

風速5mの向かい風は、自転車に乗って走る際にどうでしょうか？

追い風で背中から吹く風ならまだしも、逆風だとかなり厳しいと思います。

若者や運動習慣のある人なら、それほど苦にはならないかもしれませんが、年配の方やペダルを漕ぐ力が弱い人にとっては大変でしょう。

向かい風に耐えられる人でも、自転車のスピードが思ったよりも出ないことや、長時間乗るのが難しいと感じることもあるでしょう。

また、風速5ｍでも風の強さは一定ではありません。 自転車で移動中に突然風が止むこともあれば、逆に強くなることもあります。

また、風を遮るものがない土手沿いの道などでは、横から吹く風を直接受けることになり、ハンドルを操作するのも難しくなるかもしれません。 そのため、自転車に乗る際は注意が必要です。

まとめ

今回は、風速5mがどのくらいの強さなのか？についてお伝えしました。

風速5ｍでも、自転車の利用には影響があります。 特に雨が降ってくると、さらに運転は困難になるでしょう。

突然風が強くなった場合は、自転車を降りて歩いたり、臨機応変な対応が必要です。

怪我のないように、注意して過ごしましょう。